長万部漁港
11月に入り例年なら森港でアブラコ爆釣のはずが、今年は以上に海水温が高いらしく台風が来ようが大時化になろうが水温が下がってないらしい。片道200Km以上走ってきたのに5時間粘っても1匹も釣れないので、半分諦めながら長万部に移動した。
これが1投目からヒット、いつものテキサスで軽く40UPある。でもここも水温が高いのか反応がイマイチ、ワームを変えもう1匹追加するがおもしろくない。じゃあどうするか、リグを変えて気分も変えることに。反応が鈍いときにはシンカーを重くしてリアクションバイトを誘うか、逆に軽くしてナチュラルなアクションをかけるかだがここで選択したのはヘビキャロ、それもシンカーにはブラーを使用する「ブラキャロ」である。なぜブラーを使用するかと言うと、ヘビキャロよりも沈降速度を遅らせることができ、泳がせるとブラーの泳ぎも加わりなんとも魅惑的な誘いをかけられるからである。
狙いが一発で決まったときはそりゃうれしいものである、シンカーが着底するのを感じた瞬間当たりがきた。ここのアブラコは電撃あわせをするとほとんど100%バラすから、ガッチリ食うまでゆっくり構える。15秒ほど待ったろうか、ロッドを一気に持っていかれそうになったところで力一杯合わせる。ところがリーリングがなんか調子悪い、2回目の出番となる5600D5だが、もう早グリス切れか?でもどうにか手元に寄せ無事にランディング。ちょっと小型だが太ったアブラコに満足。
ここで雨が本降りとなってきた、この時期の雨は冷たくてちょっと耐えられない、いっそ雪になってくれた方がウエアにしみ込まないからまだマシなんだけど。カゼも引きたくないのでもっとブラキャロで実験してみたいこともあったのだが、今日のところはこれで終わることにする。食いの渋いときのブラキャロ、このHPをご覧になった方は是非1度試してみて下さい。
ロッド:ABU POLARIS PL663C
リール:ABU 5600D5
シンカー:ブラー 12g